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幸せになるには、勇気がいるのか?運命の人はいないという衝撃『幸せになる勇気』

幸せになるには、勇気がいるのか?運命の人などいないと言われたら…
岸見一郎さん・古賀史健さんの『幸せになる勇気』を読んで考えさせられた事です。

『幸せになる勇気』とはどんな本か?

まず本書の説明を軽くしておきます。

『嫌われる勇気』の続編です。

2013年に『嫌われる勇気』が出版され、その3年後の2016年に続編の『幸せになる勇気』が出版されました。

約5年前の本になりますが、今頃読んで衝撃を受けました。

続編が出ていたのをつい最近知ったのです・・・


『嫌われる勇気』はベストセラーになっていて、題名からしてインパクトが凄かったので読んだ方も多いのでは?

アドラー心理学を青年と哲人との対話形式でまとめたものです。

内容が濃くて、理解するのが難しかった記憶があります。

「課題の分離」というのだけは印象に残っています。

今でもこれは誰の課題なのか?という事は考えています。 

それが誰の課題であるかを見分ける方法は、「その選択によってもたらされる結末を、最終的に引き受けるのは誰なのか?」ということです。


続編の『幸せになる勇気』は、アドラー心理学の実践編ともいえる本です。

同じように青年と哲人の対話形式でなりたっています。 

ほんとうの「自立」

この本では、「自立」と「愛」について深く語られています。

アドラー心理学の行動面の目標として、自立することがあります。

教育やカウンセリング、指導の現場において「自立」という目標が大切になります。

その自立の援助の入り口になるのが、「尊敬」です。

目の前の他者を、変えようとも操作しようともしない。なにかの条件をつけるのではなく、「ありのままのその人」を認める。これに勝る尊敬はありません。

幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡより

ありのままのその人を認めて尊重することは、「他者の関心事」に関心を寄せ、共感することから始まるというのです。

これは、あらゆる対人関係で求められるとの事です。

子供への対応でもそれが求められます。

あなたの目からみて、どんなに低俗な遊びであろうと、まずはそれがどんなものなのか理解しようとする。自分もやってみて、場合によっては共に遊ぶ。「遊んであげる」のではなく、自分自身がそれを楽しむ。

幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡより

それにより子供達は自分が認められていること、ひとりの人間として「尊敬」されていることを実感するものだと。

また、ほんとうの「自立」を援助したければ、子供への過干渉・過保護を止める。

自分の人生は、日々の行いは、すべて自分で決定するものだと教えること。

だと言われています。

何事についても他者の指示を仰ぐようないわゆる指示待ち人間にしてしまわないためにも、心に留めておきたいと思います。

運命の人は、いない

最後の章では、「愛」まで話が及んでいます。

尊敬と愛は強要しえないものであるから、自分から相手を尊敬することが大事である。

愛も同じだと・・・

アドラーは「運命の人」をいっさい認めておらず、ささやかな「出会い」をなにかしらの「関係」に発展させる勇気がない人が「運命の人」という幻想にすがりつき、「この人ではない」と「もっと理想的な、もっと運命的な相手がいるはず」と求めていると言われています。

この言葉は、衝撃でした。

さらに、こうも言われています。

「どんな困難に襲われようとこの人を愛し、ともに歩むのだ」という決意さえあれば、相手が誰であっても幸せを築き上げることができる。

愛とは「ふたりで成し遂げる課題」であり「私たちの幸せ」を築き上げることであり、愛する勇気、それこそが「幸せになる勇気」であると。

今の私には刺さりました。

尊敬、信頼し、自ら愛することをするこれすべて出来ていません。(旦那に対して・・・)
好きだから結婚を決めたけど、尊敬という気持ちが初めからあったかというと怪しいです。

最近、相手を尊敬できてないから愛せないんだと自分でも思っていました。
真面目だけど仕事ができる人ではなく、不器用…特に子育てに関しては、この人向いていないなと薄々感じる日々の積み重ねでした。
旦那との結婚を後悔しています。

運命の人ではなかった。もっと理想的な相手がいたはず…と思っていました。

が、運命の人などいないと言われてしまいました。

かなりの衝撃を受けました。


運命の人を求めるのではなく、運命といえるだけの関係を築き上げるのです

運命とは、自らの手でつくり上げるものなのです。


運命の人ではなかったと、目の前にいる相手から逃げようとしていたという事ですね。

言われている事は、非常に分かります…今の私には非常に難しい課題です。

そんな決意、その決意を貫く勇気がないのに、幸せになりたい自分がいます。


「運命の人」を待ちわびている人、この人は「運命の人」ではなかったと思っている人には読んでみて欲しい本です。